
「スーパーヴァリス 赤き月の乙女」
メーカー:レーザーソフト
対応機種:スーパーファミコン
ジャンル:横スクロールアクション
発売日:1992年3月27日
ALL PROGRAMMING:HIROSHI ONO
OBJECT DESIGN:KOUJI VFR OHTSUKA
KENJI KOBAYASHI
KAZUHIRO KOIZUMI
BG DESIGN:SAYOKO KINGODZI
KUMATARO SHIGETA
MUSIC・SOUND COMPOSE:JUNTA
ステージ数:7
難易度:3段階
プレイ時間:約30分
評点:55
ストーリー:遥かな太古。神の意思に従い平穏を守っていた世界。魔幻衆の王アスファーも神の意思に従う者の一人であったが、その息子ガルギアは胸中に世界征服の野望を芽吹かせていた。王位を継承し、無限の力を秘めるタイタンの指輪を得た新王ガルギアは即刻侵略を開始!しかし、神の逆鱗に触れ、魔幻衆は水晶柱グラードに封じられ、海底深くに沈められた・・・・。だが、幾千年の時を経て魔幻衆が復活!!その侵略は凄まじく、王女ヴァルナが治める夢幻界も攻防むなしく陥落!!!全世界は遂にガルギアの手に落ちた!!!!・・・・ガルギア王に反乱の意思を示すレジスタンスは、魔幻衆打倒の時を狙っていた。そこでガルギア王は王女ヴァルナの処刑を決定!!レジスタンスの中でも最強の力を誇る戦士レナは、それを阻止する為、今、魔幻衆の砦となった夢幻界ヴァニティー城へと向かうのであった!!!
感想:さて、ストーリーは壮大ではあるが、内容は・・・まぁ普通の横スクロールアクションゲームである、いや、「普通」と言うよりも・・・ちょっとヘッポコ(笑)!!コナミ等の大手と比較するのは申し訳無いが、やはりそれら作品と比較するとアンダーグランド感を漂わせている。ダークファンタジーな世界観を演出する背景は秀逸であるし、主人公の動きも素晴らしく、特に走る動作は元気が漲っていて非常に気持ち良く実に良いと思うのだが、やはり攻撃した時の感覚が少し物足りない印象は否めない。しかも、ボスを倒した時の死に方が非常にチープで・・・、いや、そもそも何故、生物なのに死ぬと爆発しながら画面下に沈んで行くのか(笑)。爆発するにしても、せめてもっと何か工夫が欲しかった・・・。細かい事ではあるが、やはりその辺りにチープなアンダーグランド感が漂っているのである。そして何と言っても残念なのが、完全にヴォリューム不足である事!!!30分くらいでクリア出来てしまうのは、やはり物足りない!!!アクション系のゲームは1周1時間くらいは欲しい気がする。ついでに言えば、1回死ぬと終わりでは無く、何機か欲しい。ゲームオーヴァーになっても何度でもやり直せるので何機あろうと同じかも知れないが、1回死んでゲームオーヴァーは何だか少し物足りない。その上、何度でもやり直す事が出来るのでクリアするのも比較的簡単で、直ぐに飽きてしまう。まぁ、1度も死なずにクリアしようとするとハードであればなかなか困難であるが、やり込むより先に飽きてしまうのが難点・・・。しかし、音楽は非常に素晴らしく、緊張感に満ちた壮大な旋律や仄かに物悲しくもドラマティックな旋律の数々が実に印象的で、名曲が目白押しなのである!!!特に、ACT-2「VANITY CASTLE」の音楽はスーパーファミコン史に残る名曲と言っても決して過言では無い!!!「音楽が気に入ったのでゲームも買ってみた」と言う者が僕の他にも多く存在するであろう、寧ろ、ゲーム本編よりも音楽がメインとも言える作品なのである!!!!この素晴らしき音楽と、この頽廃的な世界観・・・・良い!!実に良い!!!そして、そんな作品全体から漂って来る絶妙なアンダーグランド感・・・・やはり良い!!実に良い!!!完全にマニア向けの作品だとは思うがマニアには堪らない、そんな逸品に仕上がっている!!!!それにしても、インターネットが無かったこの当時、人々はどの様にしてマニアックな作品を見付けていたのだろうか。小学生だった当時、この作品の存在すら知らなかった・・・・。やはりインターネットが無い時代には、世界中のあちこちに未知の浪漫が満ち溢れていたのだろう・・・・。僕の中では、本作もその未知の浪漫の中の1つである。





























