
「悪魔城ドラキュラ」
メーカー:コナミ
対応機種:スーパーファミコン
ジャンル:横スクロールアクション
発売日:1991年10月31日
MAIN PROGRAMMER : JUN FURANO
PLAYER PROGRAMMER : YAIPON
ENEMY PROGRAMMER : GREAT K NITTA
ETE POW KONOZ
JUN FURANO
YAIPON
MAIN DESIGNER : NYANKUN HARA
VRAM DESIGNER : NYANKUN HARA
S KUSHIBUCHI
OBJECT DESIGNER : PECHI
S KUSHIBUCHI
NYANKUN HARA
SOUND DESIGNER : MASANORI OODACHI
SOUJI TARO
ステージ数:11
難易度:1段階
プレイ時間:約1時間
評点:100
ストーリー:中世ヨーロッパの小国トランシルバニアの伝説「魔王は百年に一度、この世の力が弱まる頃、邪悪な心を持つ人間の祈りによって復活する」。過去に幾度となくあらゆる形でこの世に復活した魔王は、その度に英雄ベルモンド一族によって打ち砕かれて来た。しかし、魔王が人間界から追放されて百年が経つ頃、、干害が続いていたトランシルバニアで、邪悪な雷雲が町を覆い、一筋の稲妻が町を貫き、魔物軍団を引き連れて魔王「吸血鬼ドラキュラ」がこの世に舞い戻った!この危機を救う為、ベルモンド一族の血を受け継ぐ青年シモンは、先祖伝来の不思議な力を秘めた鞭を手に、悪魔城へと乗り込むのである!
感想:戦いは先ず、廃墟と化した巨大な城門から始まる。そこにはコウモリや動く骸骨、浮遊する馬の生首、密集する蛇の塊等、序盤から悪趣味な敵や暗く不気味で頽廃的な背景が目白押しで、発売当時、小学生だった僕の心を一瞬にして虜にしてしまった!!!最早、この「悪魔城ドラキュラ」と言う作品が、後にブラックメタルと言う音楽に傾倒し、廃墟趣味に目覚めさせる遠因になったのではないかと今なら思えて仕方が無い、この「悪魔城ドラキュラ」が僕の人生を重度の変人の方向性に導いた諸悪の根源であり、僕の人生の第一の分岐点だったと言っても過言では無い程に、この世界観は衝撃的で魅力的だったのである!!!!そして廃墟と化したその城門を抜けると、土の中から蠢き出す紫色の手が主人公の歩みを阻み、また土の中からモゾモゾとゾンビが這い出し、森の瘴気が具現化したかの様な化物が居る暗き魔物の森を抜け、目まぐるしく流れが変わる奇妙な川を越え、鍾乳洞を抜け、滝の中の古代の遺跡を越え、気味の悪いカラクリの館を抜けると、遂に悪魔城が見えて来る!!!この、悪魔城へと辿り着くまでの道中も、本当に気味の悪い悪趣味な要素が満載で、プレイしていても途轍もなく楽しく、悪趣味変人の欲求がこれでもかと満たされ、ワクワク感が尋常では無かったが、悪魔城に入ると先ずは、中世ヨーロッパの古城のダンスホールの様な大広間が主人公を出迎え、走り回る悪魔犬や亡霊、動く甲冑騎士、そして激しく揺れる巨大シャンデリアを飛び移ると、その先では、ワルツを踊り彷徨う亡霊や、執事の亡霊、近付くと激しく暴れるテーブルセットや棺桶・・・・・・最早、僕の理想の世界がそこに在る!!!!!こんな世界に生きたかった!!!こんな城に住みたかった!!!現実的過ぎるこの世には最早、価値は見出せぬ!!!!この世界こそが理想!!!!そして呪われた古城の大広間を抜けると、次は、何層もある巨大なる図書室である!!!!書物が勝手に動き、大きな不気味な肖像画が動き、近付くと崩れ去る石像、そして甲冑騎士が闊歩する!!!これまた理想中の理想の世界観である!!!!これ程までに完璧な理想の世界観が他にあるだろうか!!!いや、無い!!!そして呪われた巨大図書館の床が崩れて落下した先は、拷問器具の如く数々の悍ましきトラップが配置された血が滴る拷問室の様な地下通路!!!その恐怖の地下通路を抜けると、次なるステージは、金銀財宝がこれでもかと溢れる黄金一色の財宝の間!!!そして機械仕掛けの時計塔!!!時計塔からドラキュラの塔へと繋がる長く大きな石橋は、歩くとバコバコと崩れ去り、崩れた所からコウモリがどんどん湧いて来る!!!このシーンもまた非常に素晴らしい!!!!そして次々に崩れ落ちる階段を上り、遂に「側近の間」である!!!!他とは違う厳格な雰囲気を醸し出す背景やスリリングでありながらも邪悪過ぎる高貴なBGMも相まって、このエリアに一歩踏み入った瞬間に直感する「ヤバさ」!!!!一瞬にして空気が変わり、この先は危険だと否応無しに肌で感じさせる演出力!!!!・・・これは余りにも見事過ぎるッ!!!!!しかも、尖ったドラゴンの様な骸骨騎士である第一の側近「ベリガン」、強ぇッΣ(゚Д゚)!!!第二の側近「ギャイボン」は、存在感は少し薄いがwこれまた格好良く、ドラゴンの様な翼のある爬虫類系の外見は少年心に突き刺さる(笑)!!!そして第三の側近「死神」!!!多数の亡霊の如く残像が幾重にも重なって顕現する登場方法も感動必至であるし、大鎌を飛ばす際の不穏で不気味な効果音も見事で、最早、この世の"邪悪"が顕現したかの様な、純粋な心を持った少年を邪悪なる美に目覚めさせるのに十分な程の圧倒的存在感を解き放っており、余りにも素晴らしい!!!!!この様な存在になりたかった!!!!!そして、その死神を倒した後の一瞬の静寂・・・ッ!!!ドラキュラの許へと続く暗き通路を進むと、進む度に次々にボッ!ボッ!ボッ!と火が灯って行く燭台・・・ッ!!!この演出は余りにも神がかっているッ!!!!!この先にラスボスである魔王「吸血鬼ドラキュラ」が確実に居ると思わせるこの演出に鳥肌は必至であり、得も言われぬ高揚感と緊張感に包まれる事は間違い無い、スーパーファミコン史上最高峰の演出であると断言出来る!!!!!そして最終決戦であるドラキュラ戦である!!!!戦いの終盤でステージ1の「シモン・ベルモンドのテーマ」が流れた時は、これまた鳥肌必至の!!!!!もう感動しっ放しで悶絶必至である!!!!!これ程までに完璧な世界観且つ見事な演出で魅せるスーパーファミコンソフトが他に在るだろうか!!!いや、無い!!!!その上、ダークなサウンドで統一されたBGMの数々も全てが名曲と言える素晴らしさで、個人的には、スーパーファミコン史に毅然と輝き続ける歴史的BGM群であると思う!!!!!ゲームの難易度は決して高く無く、飛び道具を使わずとも一度も死なずにクリアする事も普通に可能であるが、勿論、何度プレイしても飽きないし、何度プレイしても面白く、その余りにも洗練された理想的世界観に何度でも感動出来るし、何年経っても何度でも乞い焦がれてしまう!!!この世界観は本当に凄い!!!凄過ぎる!!!!どれだけの大金や知能を注ぎ込んでもこの世では決して手にする事が出来ない、ならばこの世に何の価値も無いと厭世的思考に辿り着かせる程の、まるで夢の様な、ダークでファンタジックな珠玉の世界観を構築し、無垢な少年の人生を(恐らく)大きく変えてしまった程の、これは大いなる邪悪と妙なる魔力が宿りし至高の名作!!!!!!百点満点とかその様な次元では決して無い、まるで魔王ドラキュラの如く気高く崇高なるネ申作品である!!!!!!素晴らしいにも程がある!!!!!!素晴らしいにも程がある!!!!!!素晴らしいにも程が・・・あるッ!!!!!!

悪魔城ドラキュラ・ベスト2

悪魔城ドラキュラ・ベスト2
91年の「悪魔城ドラキュラ(SFC)」と、89年の「ドラキュラ伝説(GB)」、そして91年の「ドラキュラ伝説II(GB)」のBGMを収録した、91年のサウンドトラック。
disc1は、「悪魔城ドラキュラ(SFC)」を収録!!全体的に、最早、子供向けの作品とは思えぬ程に暗く頽廃的で且つ貴族的な気品を纏った大人のサウンドトラックと成っており、何と言っても、作品全体の世界観、そして各ステージの世界観を巧みに表現する音色やメロディに因って作品全体に満ち溢れる美しくも暗く頽廃的な空気が途轍もなく素晴らしく、個人的な話で恐縮ではあるが、当時、小学生であった僕の、今後の人生に於ける音楽の嗜好の基礎になったと言っても決して過言では無い、後の人生に於いてブラックメタルに傾倒する元になった音楽であると言っても決して過言では無い、ブラックメタルにも勝るとも劣らない美と闇を内包した美しくも邪悪なるサウンドを展開!!!勇ましくも気品に満ち溢れた印象的な格好良いメロディが光り輝く本作を代表する名曲である4曲目「シモン・ベルモントのテーマ(ステージ1-2BGM)」や、まるで澄んだ川の流れや森の空気、いや、美しく澄んでいながらも魔の瘴気に満ちたドラマティックな闇の空気を纏った5曲目「魔物の森(ステージ2BGM)」、何処か知的で静かなるメロディをまるで語り合う本の物語の様に奏でる13曲目「図書室・コレクションの間(ステージ7BGM)」、そして厳かなる気品と邪悪なる美と共に恐ろしき緊張感をも纏った、恐怖と荘厳の旋律が見事な23曲目「側近の間(ステージ11BGM)」や、ダークな闇の気品と美しいまでの瘴気に満ち満ちた、暗黒的でありながらも美しく神秘的な、優雅で耽美とも言えるドラキュラの品格が旋律となった荘厳神秘的な名曲である24曲目「ドラキュラの間(最終ステージBGM)」等は特に素晴らしく、余りの旋律の美しさ、そして邪悪でありながらも美しい闇の世界観の表現力に悶絶は必至である!!!!!これは本当に凄い!!!!!他のスーパーファミコン作品のBGMとは完全に一線を画す程の、邪悪の美、闇の美、そして貴族的な気品と品格を漂わせる、これ程までに美しくも暗く頽廃的なスーパーファミコン作品のBGMは他に無いと断言しても良い、否ッ!!!「スーパーファミコン作品のBGM」としてだけでは無く、純粋に「音楽」として見事な名作を構築!!!!!!これは本当に見事だ!!!!!こんな音楽を子供に聞かせては絶対に駄目だ!!!!その子供は将来、絶対にヘンな大人になる(笑)!!!!!これは人生を変える程の名盤である!!!!!!素晴らしいにも程がある!!!!!!・・・・と言いたい所ではあるが、何故か各ステージ毎に楽曲が1曲に纏められており、ステージ3やステージ4、ステージ6等は、3曲が1曲に、または2曲が1曲に纏められていたり、しかも、それらが効果音で繋げられていたり、途轍もなく余計な事をしてくれる仕様が最悪過ぎる!!!!!その意味不明の仕様の影響か、楽曲によっては1周で終わってしまう事もあり、サウンドトラックなのだから最低でも1曲につき2周は聴きたいのに、余計な編集のせいで・・・・なんかもう・・・コレじゃない感が途轍もなく凄まじい1枚と成ってしまっている!!!!!普通に1曲1曲を2周ずつ収録してくれれば良いのに、何て事をしてくれる(怒)!!!!!スーパーファミコン史に残る名曲尽くしのサウンドトラックなのに仕様のせいで非常に残念な、いや、途轍もない名曲が並んでいるが故により一層の残念感に満ち溢れて、最早、怒りすら湧いて来る28曲53分!!!!!!最悪にも程がある!!!!!!意味の分からん2枚組で発売する暇があるなら、「悪魔城ドラキュラ(SFC)」単体で、余計な編集はせずに普通のサウンドトラックとして再発して欲しい!!!
disc2は、「ドラキュラ伝説(GB)」と「ドラキュラ伝説II(GB)」を収録!!1曲目から12曲目が「ドラキュラ伝説(GB)」で、13曲目から35曲目が「ドラキュラ伝説II(GB)」と成っている。ゲームボーイ作品と言う事で、全編に亘ってビヨビヨでピコピコのぽんこつサウンドを展開しており、ファミコン(ゲームボーイ)サウンドに理解が無い者には、若しくはゲーム本編を未プレイで作品に愛着が無い者には聴くに堪えないサウンドであるかも知れないが、・・・・しかし、これは・・・流石のコナミクオリティと言える印象的で魅力的なメロディが多く、特に、悲しみのメロディが秀逸な11曲目「Theme from "The Legend of Dracura"(エンディングデモBGM)」、35曲目「The End of the Day(スタッフロールBGM)」、スピード感と緊張感がある格好良いドラマティックなメロディが秀逸な17曲目「New Messiah(ガラスの城BGM)」、23曲目「Phyco Warror(岩の城BGM)」、24曲目「Praying Hands(雲の城BGM)」、26曲目「Original Sin(ドラキュラ城<前半>BGM)」、そしてクラシカルな様式美を纏った気品ある旋律が見事な30曲目「Chromatische Phantasie(ソレイユボスBGM)」等は大変素晴らしく、どうせビヨビヨでピコピコのぽんこつサウンドでしょ?wと舐めていると驚かされる事は間違い無い、コナミの偉大さを痛感する事が出来る逸品に仕上がっている!!!このビヨビヨでピコピコのぽんこつサウンドで、これだけの気品や緊張感、そして悲しみを表現する事が出来るコナミの作曲家達は本当に凄い!!!!ビヨビヨでピコピコのぽんこつサウンドであるにも関わらず、ゲーム本編に愛着が無くても十分に楽しむ事が出来る珠玉の35曲44分!!!実に秀逸!!!





























