
Anxious Death / Forever Under
Jason Wilson氏、そしてCesar Santa氏とJohn Santa氏の兄弟によるコロンビアのスラッシュメタルバンド、90年のEP「Anxious Death」と、93年のデモ「Forever Under」を収録した2006年のアルバム。
クサ過ぎるメロディでドラマティックに幕を開ける楽曲は、ミドルテンポを軸に裏/表打ち等での荒々しい疾走を絡めて緩急付けて派手に展開して行く生々しいドラムに、ブモブモボゴボゴと生々し過ぎる低音を効かせるベース、ジージーと歪んだチープなギターがジキジキと刻みまくり且つピキョピキョと弾きまくるスラッシュリフを奏で、邪悪なヴォーカルがギャィギャィと生々しく喚き、要所で「ウッ!」や「ホッ!」と気合を入れて叫ぶ!!個人的にスラッシュメタルは全く解らないし知らないが、KREATOR辺りを彷彿させるらしいテクニカルなスラッシュメタルを展開しており、何と言っても、緩急付けて派手に展開して行く楽曲の展開や構成が非常に秀逸で、その上、次から次へと刻み出されるスラッシュリフの数々が非常に印象的で格好良く、ヴォーカルの気合いの入った歌い回しも相まって、9分や7分を超える比較的長尺の楽曲が並ぶにも関わらず退屈させる暇を与えない、実に秀逸な楽曲を展開!!!この、ガツン!と印象深い格好良過ぎるスラッシュリフの数々や派手で複雑な楽曲の展開や構成、そして実に90年代初期らしい粗く荒々しく熱く生々しい演奏や音質が非常に魅力的且つ秀逸で、90年前後のスラッシュメタルサウンドが好みであれば是非ともお勧めであろうし、ブラックメタル要素は皆無ではあるがINQUISITIONマニアであれば聴いてみても損は無い・・・否ッ!!この伝説級のダサ過ぎるへっぽこジャケットはネタとしても所持していて絶対的に損はしないであろう(笑)珠玉の逸品に仕上がっている!!!楽曲自体はこのジャケット程にヘッポコのポンコツでは決して無いが、雰囲気としては確かにこのジャケットがマッチしている気がする、何だか不思議な魅力がある10曲57分!!!こんなジャケットですがw実は滅茶苦茶格好良し!!!

Incense Of Rest
Dagon氏、John Santa氏、そしてCarlos Arcila氏によるコロンビアのブラックメタルバンド、96年のミニアルバムの、The Oathからの再発盤。
約20秒のオカルト神秘的イントロで幕を開ける楽曲は、ドカカカカカカカカカカカカカカカ・・・と荒々しいブラストでの爆疾走やおどろおどろしいミドル/スローテンポを絡めて緩急付けて展開してゆく生々しくも硬く力強くしっかりとしたドラムに、極悪な低音を効かせるベース、ジージャーと歪んだ薄っぺらで寒々しいプリミティヴなギターが90年代初期ブラックメタルを彷彿させる攻撃的なリフやズンズンと刻みを交えた極悪デス/ブラックメタルリフを奏で、邪悪過ぎるヴォーカルが悪魔崇拝の狂気を漲らせてギャーギャァと本気で喚き叫び、時折デス声で低く唸り咆える!!過去の作品で披露していたスラッシュメタル要素は霧散して完全に別のバンドと化し、本作では90年代初期ブラックメタルを大いに彷彿させるデスメタル要素を孕んだ原始のブラックメタルを展開しており、何と言っても、サタニックな狂気を纏ってギャァギャィと本気で喚き叫ぶヴォーカルの邪悪さが凄まじく、90年代初期ブラックメタルが解き放っていた禍々しさに満ち溢れた極悪サタニックな作風や、要所で絡み付くオカルト的な神秘性を醸し出す冷たく神秘的なkeyも相まって、途轍もなく極悪邪悪な本気の悪魔崇拝黒金属を構築!!!!実に90年代初期らしい少々無理矢理な楽曲の展開も秀逸で、その上、寒々しく薄っぺらでプリミティヴ且つ刺々しくノイジーな音質も絶妙で、90年代初期ブラックメタルが好みであれば悶絶は必至であろう、これを名盤と呼ぶ奇特なマニアが居ても何ら不思議では無い、ブラックメタルが解き放つ禍々しき悪魔崇拝の神髄を篤と体感する事が出来る、ラストはまるでヒーリング効果満点の癒しの森の中に佇むかの様な「Meditation Before The Kill」と言う名のwアウトロで幕を閉じる6曲19分!!!!!邪悪過ぎるにも程がある!!!!!

Into The Infernal Regions Of The Ancient Cult
Dagon氏と、PREGASMのIncubus氏によるコロンビアのブラックメタルバンド、98年の名盤1stフルアルバムの、Hells Headbangers Recordsからのリマスター再発盤。
B級カルトホラー映画を彷彿させる怪しげなSEで幕を開ける楽曲は、どろどろとしたミドル/スローテンポを軸にダカダカダカダカダカダカダカダカ・・・と荒々しい爆裂ブラストを絡めて展開してゆくrawなドラムに、籠もった低音を効かせるベース、ジージーと歪んだチープでプリミティヴなギターがどろどろとした陰鬱なアルペジオや野蛮で攻撃的なオールドスクールリフ、そしてJUDAS ISCARIOTを彷彿させる渋く硬派なリフ/旋律や、時折民族的なメロディを奏で、Abbath氏を彷彿させる、いや、Abbath氏の特徴的な声色を更に特徴的に、まるで闇の魔物の呪詛か呻き声の如く、まるで魔物のホーミーの如く邪悪なヴォーカルが低く気怠く呻きガナる!!実質の前作であるミニアルバム「Incense Of Rest」とは完全に別のバンドに生まれ変わったと言っても過言では無い、どろどろとしたおどろおどろしいオールドスクールなブラックメタルを展開しており、何と言っても、どろどろとした陰鬱な要素と獣性溢れ出すウォーブラックメタル的な野蛮な要素を纏いつつもJUDAS ISCARIOTを彷彿させる要素やトラディショナルな要素も時折絡めて、しかし、それら全ての要素がカルトでサタニックなおどろおどろしい瘴気で覆われて世界観が統一化され、特徴的過ぎる邪悪なヴォーカルや要所で挿入されるカルトなホラー映画を彷彿させる怪しげなSEも相まって解き放たれる、カルト性が非常に強い途轍もなく邪悪な音像が実に素晴らしく、アンダーグランドカルトな悪魔崇拝ブラックメタルが好みであれば必聴の名作に仕上がっている!!!!!!「Into The Infernal Regions Of The Ancient Cult」の名に相応しいこのカルトな悪魔崇拝的世界観は本当に凄い!!!!特に9曲目「Solitary Death In Nocturnal Woodlands」は見事である!!!!!ラストは、10曲目の後に約4分の無音パートの後に隠しトラック的な約10秒の短い怪し過ぎるSEで幕を閉じる10曲66分!!!!!!素晴らしいにも程がある!!!!!!

Invoking The Majestic Throne Of Satan

Invoking The Majestic Throne Of Satan
Dagon氏と、PREGASMのIncubus氏によるコロンビアのブラックメタルバンド、2002年の2ndフルアルバムの、Season Of Mistからのリマスター再々発盤。
どろどろとしたミドル/スローテンポやズダダダダダダダダダダダダダダダ・・・と爆裂ブラストを絡めて緩急付けて展開してゆく重く荒々しく生々しいドラムに、冒涜的な籠もった低音を響かせる重いベース、ジャージャワと粗く歪んだギターが野蛮で冒涜的な邪悪リフやどろどろとしたオールドスクールリフ、民族的なペイガンリフを奏で、呻き鳴く魔物の声か悪魔ホーミーの如くDagon氏の特徴的で邪悪なヴォーカルがグァグェと低く呻きガナる!!前作1stフルアルバムと音質/作風共に全くの同路線の、野蛮で獣的で冒涜的な悪魔崇拝ブラックメタルを展開しており、最早、どの曲がどちらのアルバムの曲か判らなくなる位に同路線であり、前作が好みであったならば本作も間違い無く気に入るであろう逸品と成っているが、全く同じ作風であるにも関わらず何故か本作ではカルト性はかなり薄れており、やはり1stフルアルバムは偉大であった事が解かるが、それでもやはり本作でも、作品全体に満ち溢れるどろどろとした邪悪さや野蛮で獣的な攻撃性、そして悪魔崇拝の頽廃的な空気が非常に素晴らしく、アンダーグランドな悪魔崇拝黒金属が好みの者には絶対的にお勧めの傑作に仕上がっている!!!!ただ、この再々発盤のジャケットの様な小綺麗さは皆無な作品なので、原盤のジャケットの方がアンダーグランドな小汚い如何わしさが漂っていて作風に合っていたと思うが、まぁ楽曲は素晴らしいので良し!!!ラストは、9曲目の後に約1分の無音パートの後に隠しトラック的にルーマニアの鉄衛団の軍歌「La Lupta, Muncitori!」からの約1分の抜粋で幕を閉じる9曲46分!!!!実に邪悪で素晴らしい!!!!

Magnificent Glorification Of Lucifer

Magnificent Glorification Of Lucifer
Dagon氏と、PREGASMのIncubus氏によるコロンビアのブラックメタルバンド、2004年の3rdフルアルバムの、ボーナストラックを2曲追加してのSeason Of Mistからの再々発盤。
ドカカカカカカカカカカカカカカカ・・・と荒々しくファストな爆裂ブラストやどろどろとしたミドル/スローテンポを絡めて緩急付けて展開してゆく重く生々しく力強いドラムに、冒涜的な重低音を効かせるベース、ジージャーと粗く歪んだギターが全ての神聖なる存在を粉砕するかの様な冒涜的で攻撃的な極悪サタニックリフを軸に、時折、荘厳神秘的なメロディックリフや大海原を往くペイガンリフを奏で、悪魔ホーミーの如くDagon氏の特徴的な邪悪なヴォーカルが低く呻きガナる!!前作2ndフルアルバムと同路線の、野蛮で冒涜的な悪魔崇拝ブラックメタルを展開しているが、今作ではブラストでの爆裂パートが大増量しており、過去の作品のミドル/スローパートが退屈に感じたファスト&アグレッシヴ万歳のブラックメタルマニアにも本作は大いにお勧め出来る逸品に仕上がっている!!!何と言っても、吹き荒れる冒涜の嵐の如く凄まじき暴力性を解き放つ爆裂ブラストが強烈で、獣性漲る野蛮で冒涜的なブラックメタルが好みであれば、開始1秒から悶絶は必至!!!!特にアルバム序盤の爆裂っぷりは凄まじく、これでもかとひたすら冒涜の限りを尽くす名曲が並んで度肝を抜かれる事は間違い無し!!!かと言って、4曲目で急にペイガン/ヴァイキング調の明るい楽曲が流れて椅子からずり落ちそうになるが(笑)、それでもやはりアルバム全体の冒涜的な攻撃性は過去の作品とは比べ物にならない程に凄まじく、極悪邪悪で冒涜サタニックなブラックメタルを堪能したければ必聴の名作と成っている!!!!荘厳神秘的なメロディックリフの応酬が見事なボーナストラックも必聴の名曲であり、INQUISITIONファンであれば原盤を所持していても買い直す価値は大いにある、冒涜極まる珠玉の悪魔崇拝芸術を構築する12曲47分!!!!!素晴らしいにも程がある!!!!!!

Nefarious Dismal Orations

Nefarious Dismal Orations
Dagon氏と、PREGASMのIncubus氏によるコロンビアのブラックメタルバンド、2007年の4thフルアルバムの、Season Of Mistからの再発盤。
異端のカルト的雰囲気を醸し出す荘厳なるSEで始まり、ANTAEUSの「Rot」を彷彿させるリフで幕を開ける楽曲は、荒々しくファストなブラストでの疾走やミドル/スローテンポ等絡めて緩急付けて展開して行く力強くもしっかりとしたドラムに、しっかりとした低音を効かせるベース、ジャージャーと歪んだ寒々しいギターが荘厳で攻撃的なサタニックリフを奏で、悪魔ホーミーの如くDagon氏の邪悪なヴォーカルがグァグァと喉を鳴らしガナる!!前作3rdフルアルバムの路線を踏襲しつつも全体的なクオリティが格段に向上しており、前作で陰湿な邪悪さを巻き散らしていた粗く歪んだギターは比較的クリアで寒々しいサウンドに進化し、荒々しく冒涜的に爆裂していた演奏はタイトでしっかりとしたプレイスタイルに向上し、リフも展開も比較的キャッチーに解り易く纏められて、良く言えば、アンダーグランドな界隈から一気に抜け出してオーヴァーグランドなクオリティに昇華された、逆に悪く言えば、アンダーグランド然とした冒涜的で邪悪なカルト性は完全に霧散してしまった、より多くの者に受け入れられるサウンドに進化したがそれ故にアンダーグランドカルトなマニアにとっては少し残念な進化でもある、少々賛否が分かれそうな作品ではあるが、何と言っても、ひたすら攻撃的でありながらもキャッチーですらあるリフの数々が非常に印象的で素晴らしく且つ格好良く、寒々しくも重くしっかりとした音質やしっかりとしたタイトな演奏も相まって、実に高品質な悪魔黒金属を構築しており、ファストでアグレッシヴなサタニックブラックメタルが好みの者には胸を張ってお勧めする事が出来る、非常に完成度が高い良盤に仕上がっている!!!!カルト性は失われてしまったが、凡百のブラックメタルバンドとは一線を画す"実力派"ブラックメタルバンドの仲間入りを果たしたと言える、上質なるサタニックブラックメタルサウンドを体感する事が出来る珠玉の9曲46分!!!!実に素晴らしい!!!!





























