主にブラックメタルのレヴューを2007年からしています。稀にブラックメタル以外のレヴューもありますが、音源購入の際の参考になれば幸いです。
thesatanist
The Satanist
HELEVORNやWOLVERINE、元DAMNATIONで、元VOODOO GODS等のNergal氏、AZARATHやWITCHMASTER、DEUS MORTEM、CHRIST AGONY、元DAMNATION等のInferno氏、VESANIAやBLACK RIVER、NEOLITHICのOrion氏、そしてNOMADのSeth氏によるポーランドのブラックメタルバンド、2014年の名盤10thフルアルバムに、SIEKIERAカヴァー1曲含むボーナストラック3曲と、2012年のロシアでのライヴ映像とアルバム制作のドキュメンタリーを収録したDVDを追加した2枚組ビクターエンタテインメント盤(解説・対訳・帯付き)。
(Artur Jurek氏がオーケストラアレンジで、VESANIAやHESPEROSのKrzysztof "Siegmar" Olos氏がサンプルで、RIVERSIDEのMichal Lapaj氏がハモンドオルガンで2曲、Jan Galbas氏がバッキングヴォーカルで1曲、Marcin Janek氏がサクソフォーンで1曲、Pawel Hulisz氏がトランペットとフリューゲルホルンで、Michal Szczerba氏とLukasz Lacny氏がフレンチホルンで、Bogdan Kwiatek氏がトロンボーンで、Michal Mieczkowski氏がバストロンボーンで、Alicja Leoniuk-Kit氏とMagda Miotke-Bajerska氏とGrazyna Michalecがチェロで参加!!)

ズタタタタタタタタタタタタタタタ・・・と激ファストでブルータルなブラスト爆疾走を軸に重苦しいミドル/スローテンポ等絡めて緩急付けて展開してゆく力強くしっかりとしたヘヴィなドラムに、極悪重低音を轟かせる激ヘヴィなベース、ジャージャリと歪んだギターがオーソドックスな攻撃的ブラックメタルリフや陰鬱な暗黒リフを奏で、Nergal氏の憤怒を籠めた邪悪なヴォーカルがドスを効かせて唸り咆える!!前作9thフルアルバムの路線を踏襲しつつもデスメタル要素は薄れて、より「ブラックメタル」的な作風に進化しており、何と言っても、何の変哲も無いオーソドックスなブラックメタル然としたリフでありながらもオーソドックスであるが故に非常に印象深く説得力在るリフの数々が途轍もなく素晴らしく、その上、黒く暗く頽廃的且つ禍々しく猛々しく邪悪を極めながらも要所で絶妙に絡み付くオーケストラサウンドに因って荘厳なる神秘性をも醸し出し、爆発的な激速ブラストを軸に巧みに緩急付けて展開するオーソドックスであるが故に印象的な楽曲の展開や構成、そして大御所の貫禄に満ち満ちた邪悪さと禍々しさを伴ったブルータルで激ヘヴィな音質も相まって、「これこそがブラックメタルだ!」と、「ブラックメタル」の神髄を究極的に強く感じる事が出来る、最早、ブラックメタルの神の如く、珠玉にして至高の名盤に仕上がっている!!!!!目新しい要素は一つも無いオーソドックスを極めた作風であるが故の、この「ブラックメタル」が好みの万人に大いに受けるであろう音像は、「ブラックメタル」の鑑にして教本、教理にして経典、「ブラックメタル」の最高傑作と言っても決して過言では無い!!!!!アルバム本編の全ての楽曲が名曲であるが、その中でも特にラストの9曲目「O Father O Satan O Sun!」は、余りの荘厳さと余りの壮大さ、そして余りの悲壮感に、涙腺が決壊するであろう程の途轍もない感動的名曲と成っている!!!!!!この完成度は本当に凄い!!!!崇高なる悪魔主義者の黒く邪悪なる魂の高尚なる悪魔哲学を紡ぐマスターピース、12曲58分!!!!!!素晴らしいにも程がある!!!!!!


ilovedyouatyourdarkest

I Loved You At Your Darkest
HELEVORNやWOLVERINE、元DAMNATIONで、元VOODOO GODS等のNergal氏、AZARATHやWITCHMASTER、TERRESTRIAL HOSPICE、元DEUS MORTEMで、元DAMNATION、元CHRIST AGONY等のInferno氏、VESANIAやBLACK RIVER、NEOLITHICのOrion氏、そしてNOMADのSeth氏によるポーランドのブラックメタルバンド、2018年の11thフルアルバムの、ボーナストラック1曲を追加したビクターエンタテインメント盤(解説・対訳・帯付き)。
(Seweryn Zaplatynski氏がフルートで、Filip Wozniakowski氏がオーボエで、Waldemar Zarow氏がクラリネットで、Igor Szeligowski氏と、Gabriel Czopka氏、そしてMarek Michalec氏がホルンで、Ostap Popowicz氏と、元NECROSEARCHのPawel Wroblewski氏がトランペットで、Karol Gajda氏と、Piotr Tchorzewski氏がトロンボーンで、Maciej Chyzy氏がバストロンボーンで、Paulina Mastylo-Falkiewicz氏と、Anna Szalinska氏がヴァイオリンで、Sylwia Mroz氏がヴィオラで、Krzysztof Lenczowski氏がチェロで、Michal Sobus氏がコントラバスで、DESTRUCTIONやINDUKTI、元UNSUN等のWawrzyniec Dramowicz氏がパーカッションで、VESANIAやHESPEROSのKrzysztof Olos氏がサンプルで、そしてRIVERSIDEのMichal Lapaj氏がハモンドオルガンで参加!!)

神々に憤る子供達の復唱で幕を開ける楽曲は、ドカドカとブラストでの力強い爆疾走やミドル/スローテンポ等織り交ぜて緩急付けて展開してゆくヘヴィなドラムに、重低音を響かせるヘヴィなベース、ジャージャーザラザラと程良く歪んだギターがオーソドックスな冒涜的ブラックメタルリフやメロディックリフ、泣きのギターソロを奏で、Nergal氏の邪悪なヴォーカルが野獣の如くドスを効かせて憤怒を籠めて唸りガナる!!前作10thフルアルバムの路線を踏襲しつつも前作で仄かに垣間見せたモダンな要素を推し進めたかの様な、モダン且つメロディックなブルータルブラックメタルを展開しており、それに伴って全体的なブラストの速度や爆裂具合も大人しくなってしまい、ゴリゴリのブルータルなデス/ブラックメタル路線を期待していた者には腑抜けたと言われても仕方が無い非常に残念な進化だと思うが、しかし何と言っても、仄かに愁いを帯びたメロディックリフ/ギターソロの旋律の数々が非常に印象的で素晴らしく、ドラマティックな楽曲の展開や構成、そして要所で絡み付く宗教的で厳かな空気を演出するコーラスも相まって、ドラマティックでメロディックなブラックメタルとして途轍もなく高品質な逸品に仕上がっている!!!!よりメロディック且つよりドラマティックに進化しつつも音質は未だ暴力的なブルータル重低音を轟かせる上質な轟音爆音であり、モダンでメロディックでありながらもブルータルな要素も色濃く残すこの音像、そしてこの厳かで宗教的な冒涜の世界観は、重鎮の貫禄に満ち満ちて最早、重畳!!!!特に9曲目「Havohej Pantocrator」は見事であり、本作の要となる名曲である!!!!これは未だ凄まじき冒涜の熱量漲る邪悪なる黒金属芸術の傑作にして神々に仇なす冒涜の聖典、13曲51分!!!!!素晴らしいにも程がある!!!!!!


opvscontranatvram
Opvs Contra Natvram
HELEVORNやWOLVERINE、元DAMNATIONで、元VOODOO GODS等のNergal氏、AZARATHやWITCHMASTER、TERRESTRIAL HOSPICE、元DEUS MORTEMで、元CHRIST AGONY、元DAMNATION等のInferno氏、BLACK RIVERやVESANIA、NEOLITHICのOrion氏、そしてNOMADのSeth氏によるポーランドのブラックメタルバンド、2022年の12thフルアルバムの、2020年のミニアルバム「A Forest」を追加しての2枚組ビクターエンタテインメント盤(解説・対訳・帯付き)。
(OBSCURE SPHINX等のZosia Fras氏がゲストヴォーカルで2曲、WARDRUNAやIVAR BJORNSON & EINAR SELVIK、JOTUNSPOR、BAK DE SYV FJELL、MORTIFY、元GORGOROTHで、元SAHG、元DEAD TO THIS WORLD等のEinar Selvik氏がパーカッションで1曲、RIVERSIDEのMichal Lapaj氏がピアノで1曲、Jan Stoklosa氏がオーケストラアレンジとストリングスで、Igor Szeligowski氏とEwa Paciorek氏、Lukasz Lacny氏、Piotr Kowalski氏がホルンで、Ostap Popovych氏とMichal Michota氏がトランペットで、Piotr Zarnoch氏とTomasz Dworakowski氏、Piotr Wrobel氏がトロンボーンで、Piotr Wrobel氏がチューバで、Paulina Mastylo - Falkiewicz氏とMichal Osmycki氏、Kamil Walasek氏、Wojciech Guminski氏がストリングスで、Pawel Erdman氏とJakub Krukowski氏がバッキングヴォーカルで、そしてWawrzyniec Dramowicz氏がティンパニで参加!!)

力強くファストなブラストでの爆疾走やミドル/スローテンポ等絡めて緩急付けて展開してゆくヘヴィなドラムに、マイルドな重低音を響かせるヘヴィなベース、ジャージャーキリキリと程良く歪んだギターが冒涜的で攻撃的なリフや陰鬱なリフを奏で、Nergal氏の邪悪なヴォーカルがドスを効かせて唸りガナる!!前作11thフルアルバムの路線を踏襲した、荘厳なるオーケストラやコーラスを伴った実にBEHEMOTHらしい冒涜的でブルータルなブラックメタルを展開しているが、より解り易いキャッチーな作風へと進化しており、前作や前々作では楽曲の展開や構成に非常に印象的で解り易いながらも深みがあったが、本作では更に解り易いよりキャッチーな作風を志したのか、余りにもキャッチー過ぎて非常に軽く浅く薄っぺらく、楽曲の構成が単純で直ぐに飽きてしまうと言うか、簡単に言えば実にショーモナイ1枚に仕上がっている!!!退屈なミドル/スローパートも増量し、且つ刺々しさや禍々しさが損なわれてしまったマイルドな音質も相まって、過去のBEHEMOTHが解き放っていた冒涜的で爆裂ブルータルな暴力性が薄れてしまったのが非常に残念であり、より高みを目指す余り腑抜けてしまったと言われても仕方が無い、"ブラックメタル"としては非常に残念な完成度と成ってしまっているが、エクストリームなメタルミュージックとしてはやはり相変わらず途轍もなくハイクオリティである事は間違い無く、BEHEMOTH信者であれば勿論の事、まるでポップミュージックの様な売れ筋ブルータルなバンドが好みであれば絶対的にお勧めの作品を構築する10曲43分!!!10曲目「Versvs Christvs」等は非常にダークで素晴らしい楽曲だとは思うが、全体的に見るとやはり・・・実にショーモナイ!!!残念にも程がある!!!!

一方の「A Forest」では、SHININGやSKITLIV、FUNERAL DIRGE、HOSTSOL、元BETHLEHEMで、元DEN SAAKALDTE、元DIABOLICUM等のNiklas Kvarforth氏がヴォーカルで参加!!CARPATHIAN FORESTもカヴァーしているTHE CUREの「A Forest」カヴァーと、そのライヴヴァージョン、そして新曲2曲を収録しており、・・・まぁ、実に「BEHEMOTHのEPクオリティ」らしい1枚であり、奇特なBEHEMOTHマニアかNiklas Kvarforth氏マニア以外は無理して購入する必要は無いであろう4曲19分!!!個人的な意見としては、同じカヴァー曲ならCARPATHIAN FORESTヴァージョンの方が突き抜けていて好みではある。

Add Comments

名前
 
  絵文字
 
 
ギャラリー
  • 世界を征服するための、3つの方法
  • スーパー・アールタイプ
  • スーパー・アールタイプ
  • purely ~その狭い青空を見上げて~
  • 絶対可憐!お嬢様っ
  • ナツユメナギサ
  • MALLEUS MALEFICARUM
  • MALLEUS MALEFICARUM
  • MALLEUS MALEFICARUM
  • ブラックメタル名曲集#5
  • VORKREIST
  • SEX MACHINEGUNS
  • SEX MACHINEGUNS
  • SEX MACHINEGUNS
  • SEX MACHINEGUNS
  • INQUISITION
  • INQUISITION
  • INQUISITION
  • INQUISITION
  • INQUISITION
  • INQUISITION
  • INQUISITION
  • INQUISITION
  • WINDIR
  • WINDIR
  • WINDIR
  • WINDIR
  • アクトレイザー
  • アクトレイザー
  • DECLINE OF THE I
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

  • ライブドアブログ