主にブラックメタルのレヴューを2007年からしています。稀にブラックメタル以外のレヴューもありますが、音源購入の際の参考になれば幸いです。
graven
Graven
Nortt氏一人によるデンマークのブラック/フューネラルドゥームメタル、99年のデモの、Total Holocaust RecordsからのCD化再発盤。

神秘的なる悲の光に包まれるかの様な暗く頽廃的でありながらも美しいイントロで幕を開ける楽曲は、死者を弔う葬儀の列が墓場へと進んで行くかの如くスローテンポでゆっくりと展開してゆくrawなドラムに、暗き低音を仄かに効かせるベース、ジージーと粗く歪んだギターが死者の魂を黄泉へと送る破滅と悲しみのリフを奏で、死と絶望に彩られた美しき悲哀の旋律を奏でるピアノと、死を美しく神秘的なヴェールで被うかの様に薄らと要所に纏わり付くkey、そして暗き死の世界から木霊するかの様な邪悪なヴォーカルが悲しみと絶望の念を纏って地の底で低く唸りガナる!!希望の光等は一切存在しない、最早、死の世界へと旅立つしか道は残されていない、完全なる死のメタルを展開しており、何と言っても、ギターとピアノが奏でる深い悲しみに満ちた美しいまでの喪の旋律が非常に素晴らしく、絶望的なデプレッシヴブラックメタルや悲しみのフューネラルドゥームメタルが好みであれば絶対的にお勧めの傑作に仕上がっている!!!!美しき死の瘴気が滲み出す、この、悲しみと破滅と絶望と頽廃の美が織り成す音像に、鬱の黒き破滅金属の魂は蕩け、その暗き深淵の世界へと誘われるであろう、至高の地下破滅黒金属芸術を構築する、ラストはイントロと同様の神秘的なる悲の光に包まれて幕を閉じる6曲41分!!!!これがPure Depressive Black Funeral Doom Metal!!!!素晴らしい!!!!実に素晴らしい!!!!


gudsforladt
Gudsforladt
Nortt氏一人によるデンマークのブラック/フューネラルドゥームメタル、2003年の1stフルアルバムに、ボーナストラックを1曲追加してのCyclone Empireからの再発盤。

雷雨の中、響く教会の鐘の音、そして悲壮感に満ちたドラマティックなkeyによる悲劇的且つ破滅的なイントロで幕を開ける楽曲は、己の石棺を引き摺るかの如く重苦しいスローテンポでゆっくりと展開して行くフューネラルなドラムに、暗黒の低音を効かせるベース、ジージャーと粗く歪んだギターが死者の世界から滲み出したかの様な死の瘴気に満ち溢れた破滅のリフを奏で、死を美しく荘厳でドラマティックに彩る神秘的且つ悲劇的なkeyや、悲しみと絶望の頽廃的旋律を奏でるピアノ、そして死者が眠る地の底から響いて来るかの様な邪悪なヴォーカルが怨念の如く低く呻き唸る!!前作EP「Hedengang」や前々作デモ「Graven」と全くの同路線の(同じ楽曲も複数収録されている)、だが、それらよりもより美しくドラマティックに僅かに進化した、ひたすら死と絶望と破滅しか紡がない、一縷の希望の光すら見出せない美しき葬送のフューネラルドゥームメタルを展開しており、何と言っても、これでもかと悲と哀の琴線に触れ尽くす悲愴に満ち満ちた絶望的でありながらも美しいピアノの旋律と絶望的でありながらもドラマティックに死を彩る荘厳神秘的なkeyに装飾された美しき鬱の音像が非常に素晴らしく、悲壮感や悲愴感に満ち溢れた美しきデプレッシヴブラックメタル/フューネラルドゥームメタルが好みであれば絶対的にお勧めの、珠玉にして至高の名作に仕上がっている!!!!!この美しいまでの絶望感は本当に凄い!!!!心に何の希望も生み出さない、この、徹底した深い悲しみと絶望と死の美を宿した葬儀的世界観は本当に凄い!!!!まるで死者の国から響いて来るかの様な、ひたすら暗く頽廃的で、凍る様に冷たく、しかし劇的且つ美しい、死と暗黒の葬送芸術を構築する傑作、11曲56分!!!!これがPure Depressive Black Funeral Dooom Metal!!!!素晴らしい!!!!実に素晴らしい!!!!


hedengang
Hedengang / A Curse For The Lifeless
Nortt氏一人によるデンマークのブラック/フューネラルドゥームメタル、NORTT。
MORD等のMalefic氏一人によるアメリカのブラックメタル、XASTHUR。
両バンドによる2004年のスプリットアルバム、7曲37分!!

NORTTは、2002年のEP「Hedengang」を収録!!悲しみと絶望を背負ってゆっくりと引き摺る様に歩みを進めるかの如くスローテンポで展開して行くrawなドラムに、暗く破滅的な低音を効かせるrawなベース、ジージージャーシャーと粗く歪んだギターが死の嘆きと悲しみに深く沈んだ葬送のリフを奏で、哀惜の旋律を奏でるピアノや荘厳なる破滅の旋律を奏でるkey、そして墓下から響き渡るかの様な邪悪なヴォーカルが低く唸りガナる!!実質の前作であるデモ「Graven」と全くの同路線の、死者の魂を嘆きの深淵へと葬る葬送のフューネラルドゥームメタルを展開しており、何と言っても、絶望と悲しみの旋律を奏でるピアノと破滅的な死のリフを奏でるギターが相まって紡ぎ出される、死と絶望しか無い葬送の音像が非常に秀逸で、前作が好みであったならば本作も絶対的にお勧めの4曲!!!実に素晴らしい!!!

XASTHURは、陰鬱なミドル/スローテンポ主体でゆっくりと展開してゆく実にXASTHURらしいドラムに、ジャージャワと空間的に歪んで温かささえ感じさせるギターが何処か不協和音的でひたすら暗く悲しげな不穏リフを奏でる!!本作は、ほぼヴォーカル無しの殆どインストルメンタル作品と成っているが、過去の作風と何も変わらぬ実にXASTHURらしい楽曲を展開しており、と言うか相変わらず他の音源でも聴く事が出来る楽曲も含まれていて、XASTHURマニア以外には強くお勧めする事は出来ないが、何と言っても、この、優しき絶望がゆっくりと五臓六腑に染み渡る暗き陰鬱の悪夢的世界観はやはり非常に素晴らしく、例えXASTHURマニアで無くともデプレッシヴなブラックメタルが好みであれば絶対的に買って損はしないであろう、鬱の琴線が蕩けそうな程に良質な逸品に仕上がっている3曲!!!実に素晴らしい!!!


ligfaerd
Ligfaerd
Nortt氏一人によるデンマークのブラック/フューネラルドゥームメタル、2005年の2ndフルアルバム。

光が一切届かぬ墓の下の世界の様に冷たく静謐なダークアンビエントで幕を開ける楽曲は、光無き闇の中をゆっくりと引き摺り彷徨うかの様な重苦しい激スローテンポで展開して行くフューネラルなドラムに、闇黒の低音を響かせる黒きベース、ジージャーと歪んだギターが闇黒頽廃の破滅リフを奏で、夜の墓場の闇の如く冷たく霞んだ瘴気を解き放つ闇神秘的なkeyやひたすらに暗く頽廃的な旋律を奏でるピアノ、そして邪悪なヴォーカルが夜の闇の深淵から木霊するかの様に低く呻き唸る!!悲の琴線に触れ尽くす美しいまでの絶望の旋律に彩られていた過去の作風を僅かに踏襲しつつも、本作では、悲しみや美しさを奏でる旋律よりも、いや、それらを全て超越して虚無の要素のみを推し進めたかの様な、ひたすらに暗く空虚なダークアンビエント寄りの作風に深化しており、最早、悲しみも絶望も何も無い、ただ死の闇が広がるだけの、完全なる闇黒のフューネラルドゥームメタルを構築!!!!過去の作品でも希望の光等は当然の様に一切存在しなかったが、本作の闇濃度は過去の作品を大きく凌駕しており、これはまるで光無きモノクロの死の世界を彷徨う亡者の音像!!!!何と言っても、死の如く冷たく静謐で神秘的なダークアンビエント要素を伴った、まるで荘厳闇黒なる墓場の夜闇の如く黒く暗く頽廃破滅的な世界観が非常に素晴らしく、美しくも死の静寂を彷彿させるその光無き破滅のサウンドに、神に見捨てられた者の鬱の精神が蕩け、魂が闇黒の大気に霧散して行く、闇(病み)音楽の傑作に仕上がっており、過去の作品が好みであったならば勿論の事、神秘的なまでに暗く黒い虚無と虚空と死の闇黒葬送メタルを堪能したければ必聴の逸品と成っている6曲45分!!!!この、死の世界の如く黒く暗く悍ましいのに同時に美しくもある、美と闇を纏った闇黒の世界観は本当に凄い!!!!素晴らしい!!!!実に素晴らしい!!!!!


galgenfrist
Galgenfrist
Nortt氏一人によるデンマークのブラック/フューネラルドゥームメタル、2007年の3rdフルアルバム。

死の静寂が広がる夜の森の冷たく静謐なる空気が滲み出す怖ろしきダークアンビエントで幕を開ける楽曲は、闇がゆっくりと脈動するかの様な激スローテンポで展開して行く重く黒く反響するフューネラルなドラムに、黒き重低音を響かせる闇黒のベース、ジャージャワと歪んだギターが闇黒頽廃の黒き破滅リフを奏で、夜の墓場の冷たく神秘的な空気を不穏に解き放つkeyやひたすら暗く頽廃的な旋律を奏でる美しいピアノ、そして闇黒の深淵から木霊するかの様な邪悪なヴォーカルが闇の空気と融合して時折低く呻き唸る!!前作2ndフルアルバムと全くの同路線の、ダークアンビエント要素を纏った闇黒頽廃的なフューネラルドゥームメタルを展開しているが、前作よりもギターのディストーションが軽減されて尚且つ闇黒重低音が強化された事に因って、より高品質な死の闇黒破滅世界を構築しており、更に、ヴォーカルの存在感が希薄になった事でよりアンビエント要素が色濃くなった印象の、途轍もない闇(病み)の音像を解き放っている!!!!何と言っても、絶望も悲哀も憎悪も何も無い、死と虚無だけが広がる闇黒の森の中を彷徨うかの様な、死と闇と静寂が溶け合い奏でる安息の葬の音像が途轍もなく心地良く且つ素晴らしく、前作が好みであったならば勿論の事、徹底した闇(病み)の闇黒神秘的な死の音楽を堪能したければ絶対的に必聴の傑作に仕上がっている!!!!!怖ろしくも美しく、闇黒的でありながらも神秘的、この、死と闇の美しき破滅のサウンドは本当に見事だ!!!!非の打ち所が全く無い、最早、安心安定のNORTT品質、いや、「NORTT」と言う音楽が此処で極まったと言ってしまっても過言では無かろう、一級品のフューネラルドゥームメタルアートを体感する事が出来る珠玉にして至高の7曲47分!!!!!素晴らしい!!!!実に素晴らしい!!!!!


endeligt
Endeligt
Nortt氏一人によるデンマークのブラック/フューネラルドゥームメタル、2017年の4thフルアルバム。

死と闇黒のダークアンビエントで幕を開ける楽曲は、重苦しいスローテンポでゆっくりと展開して行く硬くしっかりとした無機質なドラムに、暗き低音を効かせるベース、ジャージャリと歪んだギターが闇黒頽廃の破滅リフを奏で、絶望に満ちた暗く頽廃的な旋律を奏でるピアノや暗く荘厳神秘的なkey、そして邪悪なヴォーカルが低く呻き唸る!!過去の作品と全くの同路線の実にNORTTらしいブラック/フューネラルドゥームメタルを展開しているが、前作3rdフルアルバムと言うよりも、どちらかと言えば1stフルアルバムと2ndフルアルバムの中間辺りの作風に仕上がっており、何と言っても、ひたすらに暗く頽廃的で絶望的な、怖ろしくも美しい"死"の世界観が相変わらず非常に素晴らしく、過去の作品が好みであったならば本作も確実に気に入るだろうが、・・・しかし、本作は1曲1曲が非常に短く纏められており、良く言えば簡潔で聴き易いかも知れないが、恐らく、この類の音楽を好む者はそんなキャッチーな要素は求めていないと思うので、悪く言えば、心に闇黒が心地良く流れ込んで来て「今から!」と言う時に曲が終わってしまう、思わず椅子からずり落ちそうな、「終わるんかぃ!」と突っ込まずにはいられない、非常に呆気無い構成に成ってしまっており、実に残念と言わざるを得ない!!音作りも、前作や前々作と比べるとかなりraw且つ淡泊で、闇黒感が薄れてしまった印象は否めない!!更に言えば、アナログ録音なのか、アナログなノイズがずっと鳴り続けているのも非常に気になる!!!世界観自体は実にNORTTらしい素晴らしさであるが、前作から10年と言うブランクで闇黒への拘りが薄れてしまったのか、全体的に物足りない印象は否めない9曲39分!!!素晴らしい・・・確かに実に素晴らしいが同時に実に残念でもあり、NORTTを聴き始めるならば他の音源から聴く事を強くお勧めしたい・・・。

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