
Sary Oy
Kriegtalith氏、Oldhan氏、FAUSTUSやNASHMEH、BURNT OFFERING、元NARGAROTHで、元TRIMONIUM等のAsbath氏、Tartar氏、そしてAnastasia氏によるキルギスタンのブラックメタルバンド、2004年の1stフルアルバム。
ミドル/スローテンポを軸にドダダダダダダダ・・・とファストなブラストでの疾走を絡めて控えめにゆっくりと壮大に展開してゆく無機質なドラムに、低音を効かせるベース、ジャージャワキリキリと歪んだギターが雄大でドラマティックな物悲しいリフや寒々しいメロディックリフを奏で、チープではあるが冷たく美しいkeyやキルギスの様々な民族楽器、そして女性らしいヒステリックで邪悪なヴォーカルがギャァギャィと存在感控えめに喚く!!何と言っても、ギターやベース、フルート、そしてクルクヤクやコムズ、テミルコムズ等のキルギスの民族楽器、更には、スグットや喉歌等の民族的歌唱法を駆使するOldhan氏の存在が非常に大きく、それら民族的な要素を多分に含んだ実に個性的な哀愁メロディックでアンダーグランドなペイガンブラックメタルを展開しており、その盛大に盛り込まれた民族要素と、哀愁メロディックなブラックメタルがアンダーグランドなサウンドの中で融合した音像は、最早、唯一無二であり、アンダーグランドなペイガンブラックメタルや一風変わった哀愁メロディックなブラックメタルが好みであれば是非ともお勧めしたい逸品と成っている!!!!これはなかなか凄い!!!ノイジーで音圧はあるがマシンドラム丸出しのチープなサウンドプロダクションも相まって、アンダーグランドなマニア向けの作品である事は間違い無いが、世界観は非常に秀逸であり、美しく雄大なるキルギスタンの大地、伝統、芸術をブラックメタルの中で堪能する事が出来る妙なるペイガンブラックメタルアートを構築する3曲47分!!!!これこそ正にKyrguzien Pagan Black Act!!!実に素晴らしい!!!!

Embrace Of Memory
FAUSTUSやNASHMEH、BURNT OFFERING、元NARGAROTHで、元TRIMONIUM等のAsbath氏、Kriegtalith氏、Shagan氏、そしてFAUSTUSのResurgemus氏によるキルギスタンのブラックメタルバンド、2005年の2ndフルアルバム。
(Alexander Wegelin氏がチェロで参加!!)
約2分の異端儀式的で神秘的なイントロで幕を開ける楽曲は、ミドル/スローテンポやファストなブラスト等での疾走を絡めて緩急付けてドラマティックに展開してゆく力強くしっかりとしたドラムに、仄かに低音を効かせるベース、ジャーシャーと歪んだギターが寒々しいメロディックリフやドラマティックなリフを奏で、随所で薄らと絡み付くチープではあるが神秘的なkey、そして女性らしい邪悪なヴォーカルがヒステリックにギャォギャァと叫ぶ!!前作1stフルアルバムの路線を踏襲しつつも、Oldhan氏が脱退した影響か民族楽器によるアンビエント/アヴァンギャルド的ですらあったペイガン要素が薄れ、より"ブラックメタル"らしい作風へと進化しており、未だアンダーグランドらしさを纏いながらもしっかりと安定した音質/演奏も相まって、アンダーグランドな"ブラックメタル"として大きく成長したと言える逸品に仕上がっている!!!何と言っても、壮大でドラマティック且つ寒々しいメロディックリフの一つ一つが非常に印象的で素晴らしく、緩急を付けたドラマティックな楽曲の展開や構成も秀逸で、アンダーグランドなペイガンブラックメタルが好みであれば、若しくはドラマティックでメロディックなブラックメタルが好みであれば是非ともお勧めの地下的良盤に仕上がっている、ラストはPAGANカヴァーで幕を閉じる7曲49分!!!!実に秀逸!!!!

Epos

Epos
FAUSTUSやNASHMEH、BURNT OFFERING、元NARGAROTHで、元TRIMONIUM等のAsbath氏、Kriegtalith氏、ANTIや、元DARKMOON WARRIORのAnti氏、そしてSharthar氏によるキルギスタンのブラックメタルバンド、2007年の3rdフルアルバム。
広大なるイシククル湖の波の音で幕を開ける楽曲は、ミドル/スローテンポを軸にブラストでの疾走等絡めてゆっくりとドラマティックに展開してゆく重く力強くしっかりとしたドラムに、心地良い重低音を効かせるベース、ザラザラキリキリと程良く歪んだギターが物悲しくも壮大でドラマティックなメロディックリフや民族的なペイガンリフを奏で、Kriegtalith氏の邪悪なヴォーカルが悲の感情を伴ってギャァギャァと熱く感情的に叫ぶ!!キルギスの湖「イシククル湖」に捧げられたアルバムであるらしく、過去の作風を踏襲しつつも、より壮大で物悲しくドラマティックな楽曲を展開しており、何と言っても、悲しみの感情でこれでもかと胸を締め付ける壮大なるメロディックリフの応酬が途轍もなく素晴らしく、要所で感動的に絡み付くチェロやキーボードの美しいまでの悲しみの旋律や、嘆きの感情をこれでもかと表現して熱く喚き叫ぶKriegtalith氏のヴォーカルも相まって、これはもう・・・悲しみの旋律に満ち溢れたメロディックブラックメタルが好みであれば必聴の名盤に仕上がっている!!!!!ゆっくりと壮大且つドラマティックな楽曲の展開や構成も非常に素晴らしく、長尺の楽曲であるにも関わらず全く飽きさせないし一切退屈させないどころか寧ろ、この音像にまだまだ浸っていたいと思わせる、劇的な展開/構成と感動的なるリフの妙!!!これは本当に見事だ!!!Anti氏がギター&ベースで加入した影響か、前作までの"アンダーグランドなペイガンブラックメタル"から脱却して、非常にクオリティが高いドラマティックでメロディックなペイガンブラックメタルへと進化しており、過去の作品が好みであったならば勿論の事、悲しみを纏った壮大でドラマティックでメロディックなブラックメタルが好みであれば絶対的に必聴の、ラストは再びイシククル湖の波の音で幕を閉じる珠玉にして至高の1曲33分!!!!!素晴らしいにも程がある!!!!!





























