
Hiidentorni
Moredhel氏、SHATARGATやPEST等のNazgul氏、Gorthaur氏、そしてShatraug氏によるフィンランドのブラックメタルバンド、97年のデモの、Woodcut RecordsからのCD化再々発盤。
女が悪魔に犯されているかの様な邪悪な儀式的イントロからそのまま突入する楽曲は、荒々しいブラスト/裏打ちでの疾走やミドル/スローテンポ等絡めて緩急付けて展開してゆく粗く生々しくも意外にもしっかりとした力強いドラムに、ボモボモと生々しい低音を効かせるベース、ジージャーと粗く歪んだギターがEMPEROR「I Am The Black Wizards」やGORGOROTH「Possessed (By Satan)」辺りを彷彿させるノルウェーブラックメタルに少なからず影響を受けたと思われる寒々しく攻撃的なリフを奏で、邪悪なヴォーカルが悪魔に取り憑かれたかの様に本気で喚き叫ぶ!!90年代初期ノルウェーブラックメタルに多大なる影響を受けたであろうサタニックなブラックメタルを展開しており、ノイジーで粗く荒々しく生々しくも意外にもしっかりとした演奏や音質も相まって、90年代のデモ音源にしてはクオリティが高い、"ブラックメタル"の邪悪な熱量が漲る実に禍々しい一枚に仕上がっている!!!未だ粗削りな印象は否めないが、寧ろ、それがアンダーグランドブラックメタルマニアの琴線に触れる、フィンランドブラックメタルマニアは勿論の事、ノルウェーブラックメタルマニアにも是非ともお勧めしたい、アンダーグランドブラックメタルの魅力が詰まったサタニックな逸品を構築する8曲40分!!!実に秀逸!!!

Kohti Yhdeksan Nousua

Kohti Yhdeksan Nousua
BATTLEやMIRKHALL、TYRANNIUM等のShatraug氏、PESTやSHATARGAT等のNazgul氏、Moredhel氏、そしてGorthaur氏によるフィンランドのブラックメタルバンド、98年の1stフルアルバムの、Woodcut Recordsからの再発盤。
(Nitret Unihenki氏がゲストヴォーカルで1曲参加!!)
ブラスト/裏打ちでの疾走やミドル/スローテンポ等絡めて緩急付けて展開して行く適度に生々しくも重くしっかりとしたドラムに、重い低音を効かせるベース、ジャージャーと歪んだ極寒吹雪の如く凍て付くプリミティヴなギターが90年代ノルウェーブラックメタルを彷彿させる哀愁を纏った寒々しいリフを奏で、邪悪なヴォーカルが生々しくガナり叫ぶ!!前作デモと同路線の、初期GORGOROTH辺りの90年代初期ノルウェーブラックメタルに少なからず影響を受けたと思われるアンダーグランドブラックメタルを展開しており、何と言っても、初期GORGOROTH辺りを大いに彷彿させる北欧の哀愁に満ち満ちた気品ある寒々しいリフの応酬と暗く頽廃的な世界観が非常に素晴らしく、時折絡み付く哀愁に満ち溢れた男性クリーンヴォーカルも相まって、初期GORGOROTH辺りの実にノルウェーブラックメタルらしいサウンド/世界観が好みであれば絶対的にお勧めの逸品に仕上がっている!!!音量が小さめなのは少し残念ではあるが、寒々しくプリミティヴでありながらも心地良い重低音を効かせる音質も秀逸で、90年代ブラックメタルとして非常に完成度が高い、本作を名盤だと宣う奇特なマニアが居ても決して不思議では無い良盤と成っている!!!GORGOROTH「Sorg」を彷彿させる楽曲から後半で強引に前作デモの1曲目を捻じ込んで来る非常に実験的で面白い5曲目「Sormus Ja Silma」に続くラストは、神秘的でドラマティックなアンビエントで幕を閉じる、フィンランドではあるが実にノルウェー然とした名作、6曲32分!!!!実に素晴らしい!!!!

Haudankylmyyden Mailla

Haudankylmyyden Mailla
SKULLCRUSHERやBATTLE、MIRKHALL、TYRANNIUM等のShatraug氏、BATTLELORE等のMoredhel氏、PESTやSHATARGAT、SKULLCRUSHER、BLASPHEMOUS EVIL、BLUTRACHE等のNazgul氏、BATTLELORE等のGorthaur氏、そしてPESTのSkratt氏によるフィンランドのブラックメタルバンド、99年の2ndフルアルバムの、Woodcut Recordsからの再々発盤。
静謐なる夜の冷たく神秘的な空気を漂わせる約2分半のアンビエントで幕を開ける楽曲は、ブラスト/裏/表打ちでの疾走やミドル/スローテンポ等絡めて緩急付けて展開して行く硬くしっかりとしつつもチープでプリミティヴなドラムに、仄かに低音を効かせるベース、ジーシャーと歪んだ薄っぺらくチープでプリミティヴなギターがDODHEIMSGARD「Lost In Faces」を筆頭とする初期DODHEIMSGARDや初期GORGOROTH辺りを彷彿させる北欧の哀愁纏ったメロディックリフや寒々しく攻撃的なリフ、そしてオールドスクールなリフを奏で、鬼気迫る邪悪なヴォーカルがギャァギャァと生々しくガナる!!前作1stフルアルバムと同路線の、90年代ノルウェーブラックメタルに大いに影響を受けたと思われる、北欧の哀愁纏った寒々しくプリミティヴなブラックメタルを展開しているが、前作よりも音質が薄っぺらくチープでプリミティヴに劣化しており、中身はノルウェーであるがサウンドは実にフィンランドらしいアンダーグランドブラックメタルを展開!!!ギャァギャァと鬼気迫る生々しいサタニックなヴォーカルとメロウなメロディックリフ、そして生々しくチープでプリミティヴなサウンド・・・、これこそがフィンランドブラックメタルだ!と言わんばかりの、最早、フィンランド産以外の何物でも無い音像を構築しており、フィンランド産ブラックメタルが好みであれば必聴の基本盤と成っている!!!特に、イントロから続く2曲目「Yhdeksan Yo」は、前半でのゆっくりとした楽曲から後半で生々しい怒鳴り声を合図に疾走感抜群の楽曲に急変する構成が非常に格好良い!!!チープでプリミティヴなサウンド且つ比較的長尺のアルバムなのでアンダーグランドなマニア向けの逸品だとは思うがフィンランドブラックメタルマニアには堪らない、ラスト前に約9分のアンビエントを1曲挟んだ12曲66分!!!実に格好良し!!!!

Sudentaival

Sudentaival
SKULLCRUSHERやMIRKHALL、SARGEIST、BATTLE、TYRANNIUM、MORBID SAVOURING等のShatraug氏、SATANIC WARMASTERやPEST、SKULLCRUSHER、VOMITFAGO、SHATARGAT、BLASPHEMOUS EVIL、BLUTRACHE等のSatanic Warmaster氏(Nazgul)、MIRKHALLのAarni T. Otava氏、YMIRやMIRKHALL、RAVINEのVrasjarn氏、そしてKHERT-NETERや、元BATTLELORE等のGorthaur氏によるフィンランドのブラックメタルバンド、2001年の3rdフルアルバム。
ブラスト/裏打ちでの疾走やミドル/スローテンポ等絡めて緩急付けて展開して行く適度に生々しくも硬く力強くしっかりとしたヘヴィなドラムに、重低音を効かせるヘヴィなベース、ジャージャーと歪んだノイジーなギターが寒々しく攻撃的且つオールドスクールなブラックメタルリフを奏で、邪悪なヴォーカルがギャァギャーと喚く!!最早、過去の作品と同じバンドとは思えぬ程に極端にパワーアップした寒々しく攻撃的なブラックメタルを展開しており、何と言っても先ず、前作2ndフルアルバムでチープでプリミティヴだった音質が本作では硬くしっかりとした激ヘヴィな音質に大進化しており、過去の作品と同等のプリミティヴサウンドだろうと油断していた者は開始1秒から度肝を抜かれる事は必至であろう!!!そして90年代ノルウェーブラックメタルを彷彿させる哀愁メロディックな要素は完全に霧散して、寒々しく攻撃的、またはオールドスクールに攻撃的な、ひたすらアグレッシヴに暴れ回る、攻撃的で冒涜的な作風に激進化して、これまた過去の作品と同等の作風だろうと油断していた者には驚愕は必至であろう!!!ただ、前作とは比べ物にならないくらいにハイクオリティな攻撃的サウンドにパワーアップはしているが、良質なメロディは堪能出来ないし、ひたすら攻撃的でストレートな作風であるが故に、過去の作風を期待していた奇特な地下黒金属マニア、もしくはノルウェーブラックメタルマニアには少々残念な仕上がりかも知れない。しかし、やはり高品質なブラックメタルである事は間違い無く、ストレートにアグレッシヴなブラックメタルが好みであればお勧めの逸品と成っている10曲42分!!!「HORNAらしさ」は消え失せたが、実に格好良し!!!





























