主に、ブラックメタルとサウンドトラックのレヴューをしています。 音源購入の際の参考になれば幸いです。
gatesofnocticula
Gates Of Nocticula
Khlyst氏、2002年10月に死亡したBal-A-Myth氏、そして元VIOLENT OMEN等のFaunus氏によるウクライナのブラックメタルバンド、96年のデモにボーナストラック1曲追加してのデジパック再発盤。

パイプオルガン的音色が死没の悲しみと哀惜の心の旋律を奏でるB級オカルト映画の如く如何わしく神秘的なイントロで幕を開ける楽曲は、ドカドカとブラストやミドルテンポ等絡めて展開してゆくドラムに、ブモブモと程好い低音を効かせるベース、ジーシャーと歪んだ薄っぺらなギターが実に90年代ブラックメタルらしい寒々しいリフを、冷たくチープでオカルト神秘的なkeyが怪しげな旋律を奏で、アンダーグランド臭溢れる邪悪なヴォーカルがギィィグェェァと生々しくガナる!!リマスターされているのか90年代のデモ音源にしては比較的しっかりとした音質や演奏による、オカルト色に彩られた如何わしく怪しげなアンダーグランドブラックメタルを展開しており、初期THE BLACK辺りを彷彿させる勢い任せの荒々しさと地下臭いオカルト臭を纏った90年代初期ブラックメタルが好みであれば聴いて損は無いであろう一枚に仕上がっているが、怪しげなkeyによるオカルト要素はアルバム序盤のみで、その後は普通の90年代ブラックメタルをプレイしている所が少々残念であり、序盤の雰囲気を最後まで保っていれば隠れた名作に成り得たかも知れない8曲31分!!!推薦盤というわけでは決して無いが、やはり90年代ブラックメタルは格好良し!!!


onthesortilageofchristianity
On The Sortilage Of Christianity
Khlyst氏、2002年10月に死亡したBal-A-Myth氏、そして元VIOLENT OMEN等のFaunus氏によるウクライナのブラックメタルバンド、99年の名盤1stフルアルバム。

ファストなブラストや裏打ちでの疾走を軸に時折ミドルテンポ等絡めて緩急付けてドラマティックに展開してゆくrawなドラムに、チープではあるが冷たく美しいシンフォニックなkeyがスリリングなまでのドラマ性を纏った荘厳神秘的な旋律を、ジージャワと歪んでkeyに埋もれたチープなギターがほんのり悲しみを帯びた疾走感抜群のドラマティックリフを奏で、死臭を撒き散らす邪悪なヴォーカルがギィギィャとガナる!!FINISTやARYAN TERRORISM、元NOKTURNAL MORTUMで、元TEMNOZOR、元SUPPURATION等のSaturious氏がkeyで参加しているらしく、初期NOKTURNAL MORTUM辺りを彷彿させるファストでドラマティックなシンフォニックブラックメタルを展開しており、何と言っても、冷たき神秘性と勇壮なる緊張感に満ちた張り詰めた荘厳劇的な空気を解き放つkeyの装飾が途轍もなく素晴らしく、爽快なまでの怒涛の疾走感を齎すrawでファストなドラム捌きやドラマティックな楽曲の展開/構成も相まって、これは最早、初期NOKTURNAL MORTUM辺りのファストでシンフォニックなブラックメタルが好みであれば悶絶必至のウクライナブラックメタル史に残る名盤に仕上がっている!!!!!腐臭を吐き散らさんばかりの邪悪なヴォーカルやrawでチープな音質、そしてB級オカルト臭溢れるアートワーク等からアンダーグランド臭がこれでもかと滲み出す、よりアンダーグランドなマニア向けの逸品と成っているが、この作品の完成度は半端では無く、凄まじい緊迫感と仄かな勇壮さが織り成す冷たく荘厳神秘的且つオカルト的な圧倒的世界観に彩られた見事なる名曲の揃い踏みを堪能する事が出来る、妙々たるアンダーグランドオカルトブラックメタルアートを構築する至高の9曲43分!!!!!!これがウクライナブラックメタルの真髄!!!!!素晴らしいにも程がある!!!!!!


onhookstopieces
On Hooks To Pieces!
Khlyst氏、2002年10月に死亡したBal-A-Myth氏、そして元VIOLENT OMEN等のFaunus氏によるウクライナのブラックメタルバンド、2000年の2ndフルアルバム。

ブラストでの疾走を軸にミドルテンポ等絡めて展開してゆくチープで無機質なドラムに、ジャリジャリペリペリと歪んだペラペラのチープなギターがほんのり物悲しさ纏ったドラマティックなリフや寒々しいリフ、ジミジミと刻みを交えたアグレッシヴリフを、冷たく美しいシンフォニックなkeyが荘厳なまでにドラマティックな旋律を奏で、邪悪なヴォーカルがギャィギィァとガナる!!基本的には前作1stフルアルバムと同路線のドラマティックでシンフォニックなアンダーグランドブラックメタルを展開しているが、アルバム後半へと流れるに連れてシンフォニックな要素が劣化して薄れ、より単純明快でキャッチーな作風へと変化し、そして何と言っても、無機質でチープ極まりないマシンドラムとペラペラのぽんこつギターによる安っぽいへっぽこ音質が酷く、前作を期待して聴くとまるでゴミの様な、これでもかとアンダーグランドな安っぽさを垂れ流す一枚に仕上がっている、が、しかし、音の分離がはっきりとした明瞭な音質によって解り易い、予測に反するリフ捌きが意外にも面白く、奇特なアンダーグランドブラックメタルマニアであれば楽しめるであろう、この音質だからこそ味わえる面白さがあり、何故か病み付きになる、アンダーグランドカルトなブラックメタルマニア専用の妙盤、8曲50分!!!地味に秀逸!!!


andwheelkeepscrunching
...And The Wheel Keeps Crunching...
Khlyst氏、2002年10月に死亡したBal-A-Myth氏、そして元VIOLENT OMEN等のFaunus氏によるウクライナのブラックメタルバンド、2001年の3rdフルアルバムに、ボーナストラックを1曲追加してのOskorei Musicからのデジパック再発盤。

ミドル/スローテンポや力強くファストなブラスト/表打ち等での疾走を絡めて展開してゆくウクライナらしい重く硬くrawなドラムに、ガリガリと低音を響かせる重いベース、ジャリジャミと歪んだギターがウクライナらしい哀愁漂う勇壮なリフや疾走感纏った攻撃的なリフ、ジキジキと刻みを交えたスラッシーなリフを奏で、実にウクライナらしい邪悪なヴォーカルがギィギャィとガナる!!力強い疾走感に満ちた実にウクライナらしいファストな楽曲や刻みを交えたスラッシーな攻撃性纏った楽曲を軸に、まるで大海原を往くかの様な壮大さと哀愁醸し出すミドル/スローテンポの楽曲等を絡めて、過去の作風とは大きく異なるアルバムに仕上がっており、過去のシンフォニックな作風を期待して聴くと驚かされるが、本作では、BLOOD OF KINGUやVIOLENT OMEN、DEFINITION SANE、ALL DIES、そして元SNUFFで、元SAD ALICE SAIDのYuriy Sinitsky氏がドラムで参加しているらしく、実にウクライナらしいrawで力強いドラムと、ガリガリと低音を響かせる重いベースによる、実にウクライナブラックメタルらしいサウンドが秀逸で、まぁやはり地味な印象は否めないが、KHORSやASTROFAES辺りのウクライナ産ブラックメタルが好みのウクライナブラックメタルマニアであればお勧めの、シンフォニックな冷気解き放つボーナストラックも秀逸な6曲44分!!!地味に格好良し!!!


stigmaegoism
Stigma Egoism
Khlyst氏と、2002年10月に死亡したBal-A-Myth氏によるウクライナのブラックメタルバンド、2002年の4thフルアルバム。

ブラスト/表/裏打ちでの疾走やミドルテンポ等絡めて緩急付けて展開してゆく力強くrawなドラムに、rawな低音効かせる重いベース、ジャリジャワと歪んだギターがジキジキと刻みを交えた妙ちくりんなリフや疾走感満点の寒々しいアグレッシヴリフを奏で、DRUDKHやHATE FOREST、DARK AGES、BLOOD OF KINGU、OLD SILVER KEY、RATTENFANGER、PRECAMBRIAN、WINDSWEPT、そして元PRAGMATIKのRoman Saenko氏が参加しているらしい邪悪なヴォーカルが生々しくガナり叫ぶ!!前作3rdフルアルバムの路線を踏襲しつつも、よりオーソドックスでアグレッシヴなブラックメタルを展開しているが、スリリングなまでの疾走感醸し出すファスト/スラッシーな楽曲やゆったりとした壮大な楽曲、ドラムのみによる儀式的な楽曲や意味不明にショートカットな短い楽曲、更にはNS的な軍歌(?)まで織り交ぜて、まるでアンダーグランドなウクライナブラックメタル要素をごった煮したかの様なやりたい放題の奇態な一枚に仕上がっており、何と言っても、最早LUCIFUGUMらしいと言えばLUCIFUGUMらしいジキジキと刻みを交えた妙ちくりんなリフ捌きが相変わらず非常に面白く、且つ、ブラストやトレモロに頼らない緩急を付けた楽曲の構成も巧く、完全にアンダーグランドなブラックメタルマニア専用ではあるが奇特なマニアには何故か堪らないカルトな妙盤を構築する9曲43分!!!!地味に格好良し!!!

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