主にブラックメタルのレヴューを2007年からしています。稀にブラックメタル以外のレヴューもありますが、音源購入の際の参考になれば幸いです。
palefolklore
Pale Folklore
PESSIMYSTやUNCOMPOSING、元SCULPTURED等のHaughm氏、Breyer氏、SCULPTUREDやNECROPOLIS、SELF SPILLER、元NOTHINGのAnderson氏、そしてSCULPTUREDやNOTHING、CELESTIIAL、SELF SPILLER、V.B.G.、元SUBTERRANEAN MASQUERADE等のJ. William W.氏によるアメリカのフォークメタルバンド、99年の1stフルアルバム。

ミドル/スローテンポ主体でゆっくりと、しかし感情的にドラマティックに展開してゆく程好くrawなドラムに、ジージャーキリキリと歪んだギター/クリーンで美しげな音色のギターが冬の凍える様な寒さと悲壮感を携えた哀愁リフ、涙腺をこれでもかと刺激するギターソロを奏で、囁く様に吐き出す邪悪なヴォーカルがガナり、時折エコーの効いた儚く美しい男性クリーンヴォーカルが絡む!!何と言っても、様々な音色で奏でられる涙腺と愁いの琴線をひたすらに刺激し続ける底冷えする様に冷たくも美しいリフやメロディが堪らなく秀逸で、随所に絡むSEやkey等を用いた自然的で静謐なインストルメンタルパート、そして時に静かに穏やかに、時に力強く感情的に、ゆっくりとドラマティックに展開してゆく劇的な楽曲の構成や時折絡む美しく綺麗な女性クリーンヴォーカルも相まって、深々と身に凍みる様に冷えた冬の景色の如く、しかし暖炉の炎の如く暖かな、悲壮と哀愁に美しく彩られた雰囲気が本当に素晴らしく、美しく、最早冬の大自然の光景に神々しささえ感じ胸を打たれるかの様な感覚さえ覚える珠玉のフォークアートを構築!!!劇的なる楽曲の構成美と悲壮なる自然美に包まれた世界観に、冬の寒さに凍える心を癒され彩られるサウンドスケープ、あまりの完成度に感動必至の傑作、8曲62分!!!!素晴らしいにも程がある!!!!!!


themantle
The Mantle
SCULPTUREDやNOTHING、CELESTIIAL、SELF SPILLER、V.B.G.、元SUBTERRANEAN MASQUERADE等のJ. William W.氏、SCULPTUREDやNECROPOLIS、SELF SPILLER、元NOTHINGのAnderson氏、そしてPESSIMYSTやUNCOMPOSING、元SCULPTURED等のHaughm氏によるアメリカのフォークメタルバンド、2002年の2ndフルアルバム。

ミドル/スローテンポ主体でゆっくりと、しかし感情的にドラマティックに展開してゆくヘヴィなドラムに、重低音を効かせる太く暖かなベース、ジャージャリと程好く歪んだギター/クリーンで美しげな音色に歪んだギター/暖か味のあるアコースティックなギターが冬の哀愁に満ち溢れたリフ、これでもかと涙腺を刺激し尽くすギターソロを奏で、吐き捨てる様に囁きガナる邪悪なヴォーカルとアトモスフェリックで美しく儚げな男性クリーンヴォーカルが絡む!!前作1stと同様にその全てが美し過ぎてひたすらに涙腺を刺激し尽す哀愁サウンドを展開しており、しかし1stよりも格段にヘヴィでしっかりとした音質や演奏、そして何よりも、展開がより一層にドラマティックで且つ流れる様に自然な、洗練され尽くした楽曲の構成が最早芸術的で、更には様々なエフェクトを用いたギターの織り成す音色の彩るその景色のセンスの高さも最早芸術の、これは何と凄まじい完成度を誇る傑作であろうか!!!このクオリティの高さは尋常ではない!!!!アルバムを構成する全ての要素が芸術的美しさに満ち満ちた一級品のその深雪の哀愁世界観に悶絶必至の感動必至、深々とした冬の寒さに凍える心を暖め癒す至高のサウンドスケープ、9曲68分!!!!!素晴らしいにも程がある!!!!!!


ashesagainstthegrain
Ashes Against The Grain
PESSIMYSTやUNCOMPOSING、元SCULPTURED等のHaughm氏、SCULPTUREDやNECROPOLIS、SELF SPILLER、元NOTHINGのAnderson氏、そしてSCULPTUREDやNOTHING、CELESTIIAL、SELF SPILLER、V.B.G.、元SUBTERRANEAN MASQUERADE等のJ. William W.氏によるアメリカのフォークメタルバンド、2006年の3rdフルアルバム。(R. Chick氏がピアノで参加!!)

ミドル/スローテンポ主体でゆっくりと、しかし感情的にドラマティックに展開してゆくヘヴィなドラムに、重低音を効かせる太くヘヴィなベース、ジャージャリと程好く歪んだギター/クリーンで美しく冷たく歪んだギター/アコースティックな音色のギターが悲壮感に満ち溢れた哀愁リフ、涙腺と琴線をこれでもかと刺激し深くにまで旋律が染み渡るギターソロを奏で、吐き出す様に囁きガナる邪悪なヴォーカルとアトモスフェリックなエフェクトの効いた儚く美しい男性クリーンヴォーカルが絡む!!前作2ndと同路線の、深みのある涙腺刺激の哀愁旋律に彩られた珠玉のフォークメタルサウンドを展開しており、今作では若干深々とした凍て付く寒さは控えめで、換わりに燃ゆる魂が宿るかの如く深い熱が籠められている印象を受けるが、しかし、何と言っても、相変わらずの、劇的で感情的でありながらも流れる様に自然に展開してゆく楽曲の構成は途轍もなく素晴らしく、心の深くにまで染み渡る様な気品と深みを兼ね備えた琴線を刺激して已まない哀愁旋律も相変わらず本当に秀逸で、前作が好みであれば絶対的にお勧めの悶絶必至、最早芸術的なまでの完成度で織り成す絶対領域、重畳至高の逸品と成っている!!!!この、歴史的傑作とさえ言及しても過言ではない程の洗練され尽くした完成度が本当に凄い!!!!森の木々と人々の魂が廻り燃え上がる自然と魂のサウンドスケープ、8曲59分!!!!!素晴らしいにも程がある!!!!!!


thedemonstrationarchive19961998
The Demonstration Archive 1996 - 1998
アメリカのフォークメタルバンド。
PESSIMYSTやUNCOMPOSING、元SCULPTURED等のHaughm氏、SCULPTUREDやNECROPOLIS、SELF SPILLER、元NOTHINGのAnderson氏、そしてD.S. Breyer氏による97年のデモ「From Which Of This Oak」から3曲、Haughm氏、Anderson氏、SCULPTUREDやNOTHING、CELESTIIAL、SELF SPILLER、V.B.G.、元SUBTERRANEAN MASQUERADE等のJ. William W.氏、そしてD.S. Breyer氏による2001年のEP「Of Stone, Wind, And Pillor」から3曲、そしてHaughm氏、J. William W.氏、Anderson氏、D.S. Breyer氏による98年のデモ「1998 Promo」を収録した2008年のアルバム。

ミドル/スローテンポを軸に時折ドカドカと荒々しいブラスト等での疾走を交えて展開してゆく生々しいドラムに、ジャリジャリジージーと歪んだプリミティヴなギターが悲壮感と哀愁を漂わせるメロディックリフを奏で、邪悪なヴォーカルが生々しく喚き、若干素人臭いクリーンヴォーカルが時折絡む!!デモらしいrawな演奏や音質等、全体的に未だ荒削り感の残る完成度ではあるが、しかし、初期音源から既に、クリーンな音色のギター等を用いた琴線刺激の哀愁メロディとドラマティック且つ緩急の付いた劇的な楽曲の構成が非常に秀逸で、AGALLOCHマニアであれば悶絶級の逸品と成っている!!!フルアルバムで聴く事が出来る楽曲も数曲収録されており、専らマニア向け音源だとは思うが、初期デモ音源集でこのクオリティはやはり凄い!!!デモとEPが丸ごと1本入っていないのが残念ではあるが、実にAGALLOCHらしい既に確立されたこの世界観にマニアであれば感動必至の8曲62分!!!!実に素晴らしい!!!!


marrowofthespirit
Marrow Of The Spirit
PESSIMYSTやUNCOMPOSING、元SCULPTURED等のHaughm氏、SCULPTUREDやNECROPOLIS、SELF SPILLER、元NOTHINGのAnderson氏、SCULPTUREDやNOTHING、CELESTIIAL、SELF SPILLER、V.B.G.、元SUBTERRANEAN MASQUERADE等のJ. William W.氏、そしてLUDICRAやVHOLのAEsop氏によるアメリカのフォークメタルバンド、2010年の4thフルアルバム。(GRAYCEONやGIANT SQUID、元NEUROSISで、元THE FUCKING CHAMPS、元TRIBES OF NEUROT、元ASUNDER、元LUDICRA、元EMBERS OF EUPHORIAで、元DIMLAIAのJackie Perez Gratz氏がチェロで、VINDENSANGのJeffrey Neblock氏がピアノで、WITCH MOUNTAINのNathan Carson氏がモーグシンセサイザーやヴィブラフォン、グロッケンシュピールで、Veleda Thorsson氏がPetrified bone, glass & metal sheet percussionで、Steven Wray Lobdell氏がバッキングヴォーカルで参加!!)

チェロによる懐古的哀愁漂うイントロで幕を開ける楽曲は、時折荒々しいブラスト等での疾走を交えながらミドル/スローテンポ主体でゆっくりとドラマティックに流れてゆくrawなドラムに、低音を効かせるベース、ジャワジャリキリキリと歪んだギター/アコースティックなギターが身に凍みる様な冬の哀愁旋律でありながらも何処か温かさ感じさせるドラマティックなメロディを奏で、囁く様に吐き捨てる邪悪なヴォーカルが時には静かに時には感情的に叫び、時折儚げでアトモスフェリックな男性クリーンヴォーカルのコーラスが絡む!!ドラムの影響か、今作は前作3rdよりも粗く生々しい音質となっており、荒々しいブラスト等での疾走パートも増えて少々ブラックメタル寄りのサウンドに相成った気がするが、基本的には過去作品と同路線の作風であり、今までのAGALLOCHが好みであれば絶対的にお勧めの、やはり何と言っても、深々とした冬の寂寞に満ちながらも魂が静かに燃え上がるかの様な熱を孕んだドラマティック且つ涙腺刺激の哀愁旋律が織り成す世界観が途轍もなく秀逸で、ゆっくりと唯流れに委ねて展開してゆくかの様なドラマティックさでありながらも熱く感情的な楽曲の構成や演奏も相まって、その寂寥の音世界が魂の深くにまで響き渡り心を震わせて雪の感動を齎す至高の冬音景を構築!!!!!!その見事なまでの完成度に感嘆の傑作に仕上がっている6曲65分!!!!!!素晴らしいにも程がある!!!!!!

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